歳月列車

米国での日常、そして、忘れえぬ日本の思い出

東京の思い出

四谷・鈴傳で十四代を飲む

四谷の駅から新宿通りを四谷三丁目へ向かって歩き、左へちょっと折れたところに鈴傳(すずでん)という酒屋があって、そこには角打ちができる「スタンディングルーム鈴傳」が併設されている。東京のど真ん中にいるのを忘れてしまうほど安価で色々なお酒が楽…

さよなら日本、また会う日まで〜2023年夏〜

日本への一時帰国がついに終わり、帰りの飛行機でこれを書いている。3週間ちょっとの滞在だったが、いつものことだが、あっという間だった。今回は、来日初日からぎっしり予定を入れすぎており、その疲れが出たのか、大阪滞在中に体調を崩してしまい、北浜…

さよなら日本、また会う日まで

今日の四谷 というわけで、日本滞在最終日。3週間はあっという間だった。今は羽田で搭乗待ちだ。 いつもデルタを使っているのだが、いつのまにか成田から撤退していて、今はすべてのデルタ便が羽田発着になっている。都心からは羽田の方が断然近いし、交通…

四谷で我が家の柴犬くんを思う

今回の日本滞在もあと1週間足らずで終わり、来週の頭には米国東部のわが街へ帰ることになる。 今は東京で仕事をこなしており、宿はいつもの四谷だ。パンデミック以前は半年おきに来ていたので、変化があったとしても緩やかで、あくまで自分の想定内のことが…

東京四谷

長く閉ざされていた日本の国境が、3月になりようやく開き始めた。アメリカからなら、ワクチンのブースター接種済で到着時の待機期間なしとのことで、少しは一時帰国がしやすくなった。2年以上帰ってないので、もうそろそろ帰らねば。そんなわけで、今日、…

早春の東京を思う

僕の住むアメリカ東部のこの街は、夏は長く蒸し暑く、冬は適度に寒く、気候的には関西や東京とよく似ている。2月はまだまだ冬だが、ときに寒さの緩む日もあり、今日、このブログの記事は、二階のバルコニーの椅子に腰掛けて書いた。頬に当たる風はまだ少し冷…

神楽坂の思い出

神楽坂は、東京という巨大な街の中でもとても思い出深い場所のひとつだ。もうかれこれ15年くらい前、はじめて東京に長期滞在したときに利用したホテルが飯田橋駅近辺で、神楽坂にもすぐだった。それまで東京には旅行で数回来たことがあるだけで、新宿とか池…